中地階から

アングラではないけれど、メジャーとはいえないようなアレコレ。まさに中地階。有用無用にとらわれず取り上げます。

八王子駅の動く電光掲示板

現在は撤去されていますが、JR中央線八王子駅には、ホームの天井下に乗車口を示す電光掲示板が設置されていました。

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ほかの駅にも同様のものがありますが、八王子駅のものは動くのが特徴でした。

電光掲示板が設置されていた当時、特急列車には(臨時列車を除いて)E351系の「スーパーあずさ」と、E257系の「あずさ」「かいじ」の2種類がありました。

乗り降りするドアは車両の端にありますが、車両によりその位置が若干違い、E257系の8号車に至っては真ん中にあるという変則的なものでした。

このために、列車(車両の形式)に応じて電光掲示板が動くようになっていた、というわけです。

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この2枚を比べると、向かって左側の電光掲示板の位置が変わっているのが分かると思います。

今ではすべて撤去され、床面のステッカーで案内されています。コストもかかるので致し方ないですね。