団地の中のトンネル
東京都日野市の、ごくふつうの団地。京王線沿いにあります。遠目に取ったので建物が木々に隠れていますが、いかにも「昭和の団地」です。
線路沿いを歩いていたのですが(別にあやしいことはしていません)、ふと地下に降りる通路を見つけました。自転車用のスロープです。
こんなところで地下に降りて、どこにいくんだろう? と単純に思い、近づいてみました。スロープの反対側には、階段があります。なんだかダンジョンみたいですね。
下に降りてみました。「R.I.P.」なんて縁起でもない落書きがしてありますが、どうやら京王線を渡る地下道のようです。
反対側も同じように、スロープと階段があります。
土曜日の昼間、この日はかなり暑くて、通る人は誰もいませんでした。階段の上から見るとなんだかラピュタにでも来たようです。
この団地、京王線を挟んで両側に団地の敷地が広がっているので、安全に行き来できるように設置されているものと思われます。
線路を渡る地下道が、半ば私有地ともいえる団地の敷地内に設置されているというのも珍しいような気がします。
余談ですが、そもそもなぜこれを見つけたのかというと…
耳をすませばを見たので今日は聖蹟桜ヶ丘に行った。
— ワクワクワクさん (@cskspst) 2022年8月27日
序盤のネコと電車で出かけたときの車窓ってこんな感じ pic.twitter.com/BPITEwudqj
この場所の"ロケハン"をしていたのでした。この団地も「耳をすませば」に出てきそうな雰囲気の建物でした。